50代、60代のインプラント
40代のインプラント
20代、30代のインプラント
20代、30代のインプラント治療は、歯周病(歯槽膿漏)などで歯を失った部分にインプラント治療を行うような年齢の高い方のための治療とは異なり、先天的に歯がない方や、虫歯の進行がひどく、歯が残せなくなった1本から数本程度の部分への治療や、事故や外傷などによる歯の喪失部分を審美的かつ機能的に回復する治療になることが多く、特に1本だけ歯がなかったり、歯がなくなったり、歯を抜かなければならなくなった部分の両隣の歯が虫歯や歯槽膿漏などになっていない健全な歯の場合、特に有効な治療になります。
また、若い時に行うインプラントは、その予後も長く安定する必要があり、その点では、その後何年持たせられるかといった難しい要素はありますが、健康で若く丈夫な骨や、回復力や抵抗力、治癒力といった点からは、比較的容易で条件の良いインプラント治療になります。
初診時(右上犬歯がありません)
初診時、側面観
初診時全体レントゲン
患部拡大レントゲン
(先天的永久歯欠損による乳歯の犬歯の破折脱落)
即時インプラント治療による欠損永久歯の回復
術後側面観
術後正面観
インプラントと矯正治療によるかみ合わせの回復
骨移植の方法とは
インプラント治療と歯の神経の治療(根管治療)
インプラント治療と歯の神経の治療のどちらの治療で悪くなってしまった歯を蘇らせるかということは治療の難しさと時間が歯科医にとっては問題であり、患者さんにとっては、治療の費用と時間が考慮する点となります。
インプラントの治療は、当クリニックでは、このような場合、5分から10分で終わります。かたや、歯の神経の治療は約4時間かかります。
費用は、歯の神経の治療がほぼ半分です。時間的にも治療の難しさからも、インプラント治療のほうが良い点が多いのも事実ですが、自分の歯を残すことは、たとえ時間がかかってもよいのも事実です。しかし、実際に、この治療を成功させるのはかなりの高度な技術が要求され、そのために、アメリカでは歯の根の治療の専門医(Endodontist)がいて、その治療を行っています。
(術前のレントゲン)
矢印の先(丸い黒い影)に歯の根の歯根のう胞と呼ばれる病気が見られ、歯の根の中には以前に治療を受けた際に破折した金属が詰まっており、抜歯をするしかない状態でした。
また、その隣のインプラントも同じく約12年前に治療を受け、現在、問題なく人工歯根として機能し、また、これからも同じように第二の永久歯として役立つことから考えると、保存できないとおもわれる歯を抜いて、インプラントで治療することも今日ではよい選択といえます。
(術後半年のレントゲン)
歯根のう胞が消失に、骨が再生しており、抜歯をせずに自分の歯を残すことができましたが、これから先は、インプラントも自分の歯も同じ歯として噛めるようになります。
総合的なインプラントの治療
インプラントの治療によるお口の健康回復と若返りは、総合的な治療により可能です。
術前(レントゲン左の奥歯が抜けて、インプラントをしても歯がすぐに入るように、また、他のグラグラして抜けそうな部分も、歯を抜いて、インプラントをしても、その日に歯を入れてほしいとの希望で、近医の先生よりご紹介により来院)
初診時 正面写真画像
(左下奥歯がなく、右上下も歯がグラグラして抜ける寸前の状態でした。その他、ガミースマイルと、歯ぐきの黒ずみが気になりました。)
インプラントや、抜歯と同時のインプラントの治療の前に、このような準備をいたします。
前準備により、手術と同日に仮歯を入れることができます。
インプラントの手術の後は、ガミースマイル(笑うと歯ぐきが見える口元のこと)をレーザーにて治療
レーザー治療
歯ぐきの黒ずみに対する、歯ぐきのホワイトニング治療
術後正面写真画像
(インプラント、ガミースマイル、歯ぐきの黒ずみの治療などの総合的な治療により、きれいに健康的になりました。)
術前口元
術後口元
術後レントゲン(13本のインプラントを入れました)
インプラント・骨移植
インプラントの治療のための骨の幅や高さや厚みが十分にない場合は、骨移植または、骨増大術を併用して治療を可能にします。