先天的歯牙欠損に対するインプラント治療

歯科治療には、虫歯や、歯槽膿漏に対する、生活習慣や加齢による疾患(病気)への治療やケアーのほかに、生まれつき、あるいは、遺伝的影響等による、先天的な疾患(病気)への治療やケアーを行うものがあります。


初診時(右上犬歯がありません)

初診時、側面観

初診時全体レントゲン

患部拡大レントゲン
(先天的永久歯欠損による乳歯の犬歯の破折脱落)

即時インプラント治療による欠損永久歯の回復

術後側面観

術後正面観

この患者様の場合の治療の選択肢としては、前歯(犬歯)のない部分へは、両側の歯を削ってブリッジにする治療か、デンタルインプラントによる回復か、一本入れ歯による回復かの3つの選択になりますが、トータル面から判断する、専門家からの優先治療は、

1、インプラントによる回復(両側が健全な歯のため)

2、ブリッジによる回復
(両側の歯が、すでに虫歯や、差し歯の場合に優先としてもいい)

3、1本入れ歯
(両側の歯の支えの負担や、虫歯リスクは回避できないこともある)

以上の理由で治療を選択しますが、現在、話題のips細胞の歯科臨床応用が現実化し、実現すれば、また、その時代には、治療方法や、治療選択が変化しますが、今、現在の歯科おける、再生治療としては、このような、インプラント治療も決して、評価の低いものではなく、患者様のQOL(クオリティーオブライフ 生活の質の向上)の面から考ええば、非常にありがたい現代治療といっても過言ではないといえます。

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