インプラント治療の検査

インプラント治療の検査

 

お顔とお口の写真

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お顔のレントゲン

歯科の日常臨床で用いられる頭のレントゲンとよばれるものは、一般的には、頭部エックス線規格写真(日常臨床では、セファロレントゲンと呼ばれる)がそれにあたり、矯正治療の診査、診断、経過観察の際に用いられることが多いがインプラント治療においてもその有用性は高い。
その中でも、側方位から撮影される(側面撮影法)のものと、前後方向位から撮影される(正面撮影法)があり、側方から撮影されるものが用いられることが多い。
側方から撮影されるものは、顎の骨の状態と、インプラントの状態と、口元のバランスの状態を、特に審美的な要素で診断、評価できる。
前後方向位から撮影されるは、顎の骨の状態と、インプラントの状態と、歯列のバランスの状態を特に、診断、評価するのに役立つ。

 

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側方位から撮影される(側面撮影法)レントゲン

 

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前後方向位から撮影される(正面撮影法)レントゲン

お口のレントゲン

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このレントゲンは一般的にパノラマレントゲン(顎のレントゲン)と呼ばれ、歯科治療における日常の診療で最も多く、一般的に用いられているレントゲンで、インプラント治療においても、一番多く用いられているレントゲンです。

1枚のレントゲンで、お口全体の状態を把握でき、歯科的既往歴、埋伏歯、顎関節の状態、唾石の有無、蓄膿(上顎洞炎)、歯槽膿漏(歯周病)、虫歯、歯の根の病気(根管治療、歯内療法)などを一度に診ることができます。

但し、歯槽膿漏(歯周病)、虫歯、歯の根の病、(根管治療、歯内療法)などをより正確に診査、診断するには、デンタルレントゲンやバイトウィングレントゲンなどを併用する必要があることが多くあります。

インプラント治療においては、特に、下顎の場合、骨の量(骨の高さ)や、顎の中に走っている神経と動脈の位置などが診断され、上顎の場合、同じく、骨の量(骨の高さ)や、上顎洞(副鼻腔)の状態、などが診断され、治療に役立てられます。

精密レントゲン検査

一般的に日常診療で歯のレントゲンと呼ばれるものは、デンタルレントゲンを指すことが多いです。

 

標準的撮影法

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デンタル18枚法

デンタルレントゲンと呼ばれ、歯科治療の中で、最も一般的かつ、頻繁に用いられるレントゲンの一つです。

18枚法と呼ばれる方法で、一本の歯の歯槽膿漏(歯周病)、虫歯、歯の根の病気(歯根の病気)などを調べるのに最も確実なレントゲンの一つです。

インプラント治療において、このレントゲンは、術後のインプラントと、それを支える周囲の骨の状態、またインプラントと隣り合わせにある歯の状態を把握するのに、最も確実なレントゲンの一つです。

咬翼法

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バイトウィングレントゲンと呼ばれ、歯科治療の中で、最も一般的かつ、頻繁に用いられるレントゲンの一つです。

デンタルレントゲン(標準的撮影法)と違う点は、歯と歯の間に初期虫歯がより確実に調べることができる点と、一枚の撮影で、約8本の歯を診断することができるため、(デンタルレントゲンの場合約4本)レントゲンの被ばく量(被爆量)を最小限に抑えながら、初期虫歯がより確実に調べることができる点、また、小児歯科の場合などに、レントゲンのセンサーまたはフィルムを保持することが容易である点などが挙げられます。

インプラント治療において、このレントゲンは、デンタルレントゲンと同様、術後のインプラントと、それを支える周囲の骨の状態、またインプラントと隣り合わせにある歯の状態を把握するのに、最も確実なレントゲンの一つです。

 

歯と顎の模型分析

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歯と顎の模型分析は、現在の状態をよりリアルに分析、診断、評価するのに役立ち、また、診断用模型(現在の状態)のほかに、診断用模型をもとに治療計画模型(治療後の状態)が作成され、治療のゴールがリアルにシュミレーションされます。

 

かみ合わせ検査

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かみ合わせ検査は、歯と顎の模型分析をフェイスボートランスファーと呼ばれる患者様のかみ合わせの状態を咬合器(かみ合わせを調べる機械)で静的動的の両方で再現し評価診断することで、歯と顎の模型分析を使って、現在の状態をよりリアルに分析、診断、評価するのに役立ちます。

 

歯槽膿漏検査

歯槽膿漏(歯周病)の検査には、歯と歯の間の歯周ポケットの深さを調べる検査と、レントゲンで歯を支える顎の骨の状態を調べる検査と、歯の揺れを調べる検査と、歯のかみ合わせを調べる検査が主に行われます。

虫歯リスク検査

虫歯のリスクを評価するのに、RDテストという検査キットを用いて、虫歯のかかりやすさを評価します。インプラントは虫歯にはなりませんが、インプラントの周りの歯やインプラントの歯とかみ合う歯などの他のお口全体の歯の虫歯検査は重要な検査になります。

プラークコントロール検査

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プラークコントロール検査とは、いわゆる磨き残しを染め出し液で視覚的にチェックしやすい状態にして、歯を前後左右、かみ合わせの面の5面に分け、そのエリアにある磨き残しのをチェックし、お口全体との割合をチェックして、検査、評価する方法です。

インプラント治療においても、インプラント治療後に、天然の歯と同様に歯槽膿漏(歯周病、インプラントの場合は、インプラント周囲炎と呼ばれます)にならないよう、きちんとした日常のお手入れのチェックが必要になりますが、その歯槽膿漏(歯周病)になった原因、また、なりやすい場所などを、チェックし調べます。

咬合力検査

咬合力検査は、オクルーザルフォースメーターという、いわゆる握力計のようなものを使い、奥歯や、前歯のかみ合わせの力とバランスをチェックします。

特に義歯治療(入れ歯治療)で術前のかみ合わせの力と評価して、かみ合わせの力が増していくことを確認することで、よく噛める義歯ができたことがわかります。

また、入れ歯から、インプラント治療を行った際にも、インプラントをする前と、後を比較し、その治療経過を評価する参考にします.

CT

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CT(コンピューター断層撮影法 Computed Tomographyの略)は、その名の通り、断層撮影し、その部位を診断評価するのに役立てられますが、現在では、単独で断層部位を読影されるよりは、撮影された頭部をさらに、最新のコンピューター画像処理システム(当クリニックはクリニックのシンプラントSimplant Proというソフトウェアー)にて処理解析して診断、およびシュミレーションが行われます。

コンピューター診断検査

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コンピューター診断検査は、CT(コンピューター断層撮影法 Computed Tomographyの略)で撮影された頭部をさらに、最新のコンピューター画像処理システム(当クリニックはクリニックのシンプラントSimplant Proというソフトウェアー)にて処理解析して診断、およびシュミレーションが行われます。

このソフトウェアーを用いたコンピューター診断検査では、インプラント治療を行う部分の、骨の量(骨の高さ、骨の幅、骨密度)、下顎の場合、顎の中に走っている神経と動脈の位置などが診断され、上顎の場合、上顎洞(副鼻腔)の状態(粘膜の肥厚)、などが診断され、そのうえで、インプラント手術のバーチャルシュミレーション、、また、手術後の歯や、歯列の回復治療のバーチャルシュミレーションに役立てられます。