4 根管治療(メカニカル)1本のポストとクラウン
5 根管治療(メカニカル)ポストなしクラウンなしの歯の崩壊
6 根管治療(メカニカル)ポストなしクラウン
外科的根管治療(歯根端切除術)とは
(イメージ図は治療説明ソフト Consuit-PROより)
■なぜ、歯根端切除術(外科的根管治療、外科的歯内療法)が必要なの?
歯根端切除はいろんな場合の歯を残す事ができます。
→手術は診断にも役立ちます。もしレントゲンでは異常がないのに症状が治まらないというので あれば、歯根が割れてるのかもしれません。あるいは、歯内療法の時に完全に根管が見つけられなかったのかもしれません。こんなときは、手術によって問題を発見し治療します。
→時々根管がふさがっているため、根管がきれいにできなかったり、道具が届かなかったりすることがあります。こういう場合は、手術によって歯の根元の先をきれいにします。
→歯内療法を受けた歯は非常に長持ちするでしょう。しかしながら、治療を受けた歯の中には治 癒しない場合があります。そういったケースでは治療が成功したあと数年たってから痛みが出 たり、おかしくなることがあります。こんなときこそ、歯根端切除で歯を残せるのです。
→手術は感染した根元やその周りの骨に対しておこなわれます。 歯を残すための外科的処置には多くの種類がありますが、ほとんどの場合、歯根尖切除と呼ばれるものが行われます。歯内療法をしたあとでも根尖付近に炎症や感染が続く場合は、この方法が最適な治療であることが臨床において多くみられます。
■歯根端切除とは何?
この処置は根尖付近の骨に穴を開けるために歯ぐきをめくり、炎症や感染した組織を取り除きます。その時、根元の先もわずかに取り除きます。そして、根元の先をふさぐために、そこにつめものをします。1カ月後にはそこに骨ができてきます。
■この処置は痛いですか。 局所麻酔を用いますので、ほとんど痛みはありません。もちろん術後傷が治るまで少し腫れたり、違和感があるかもしれません。でもこれは他の外科的処置と同じ普通の事です。術後は痛み止めを処方していますのでそれを飲めばほとんど問題ありません。
■歯根端切除を選ぶ理由は?
日常臨床において、よく歯の保存のための治療が難しい場合すぐに抜歯されることがあります。しかし抜歯した場合、そこは咀嚼機能を回復したり歯のない状態になってしまします。そこで、この、根管治療の再治療が不可能な歯でも、歯を抜かずに残すチャンスとして、この治療法を用いることが有効になることがありからです。
根管治療(歯内療法、歯の神経、歯の根っこの治療)の再治療
■二度目の歯内療法(歯の神経の治療)
〜2回目の歯を作るチャンスです。〜 正しいお手入れをしていれば、ほとんどの歯内療法(根管治療)を受けた歯は、他の天然の歯と同じくらい長持ちします。しかしながら、時として、歯内療法を受けた歯は、治らなかったり、痛みが続いたりします。そして、仮に治療が成功しても痛みが出てきたり、他の問題が生じたりすることがあります。もし治らなかったり、新しい問題が出てきても、2回目のチャンスがあります。それは、もう一度歯内療法をすることによって、歯を救える可能性があるかもしれないということです。
■なぜ、再歯内療法が必要か? 歯科医師が、初期治療を行った際、以下のような様々な理由で、治癒が期待できないことがあるかもしれません。 ○根管が狭窄、婉曲していたため、最初の治療で治癒されなかった。 ○最初の治療の時に完全な根管の構造が、見つけられなかった。 ○治療後、適切な時期にクラウン(金冠)や他の修復がされなかった。 ○修復物(金や銀等のつめもの)が歯の内側を汚染する唾液を防げなかった。 新しい問題は、成功していた治療が危うくなる可能性もあることです。 ○新しい虫歯が、根充材(神経を抜いた後につめられるもの)を細菌にさらし、歯の中の新しい 感染を引き起こす。 ○すき間があったり、割れたり壊れたクラウン(金)や充填剤が新しい感染を引き起こす。
■再治療で、どうなるか?
最初に歯科医師はどの治療が最適か話すでしょう。もし、あなたが再治療を選択すれば、歯科医師は、根充材を除去するために、根管を再び開けます。多くの場合、複雑な修復物(クラウン、ポスト、コアー材料)が、根管に到達するために外されたり、取り除かなければなりません。 根充材の除去後、歯科医師は根管をきれいにし、治療が必要な側枝をきれいにした後は根管をふさぎ、歯に一時的な充填をします。ポストのスペースも、この時期に形成されるかもしれません。歯科医師の最終治療後、できるだけ早く歯を守ったり完全に機能させるための新しいクラウンや、他の修復物を施すために、型を取る必要があります。 もし、根管が狭窄していたり、ふさがっていたら、外科的処置をすすめるかもしれません。この手術は、根尖(根っこの先)をふさぐために根尖近くを切開することも含まれます。 ■治療は私達にとって最良の治療ですか? 再治療された歯は、わずか数年だけでなく何年も機能し、それは将来も十分に機能させることも可能です。それは再治療することが、あなたにとって歯を救うための最良の方法であると信じてよいでしょう。 技術の進歩は常に根管治療の方法を進歩させ、最初に行った治療以上の新しい治療方法を施すでしょう。もし最初の治療で、特異な根管をもった歯がきれいにされなかったり、ふさがれていなかったりしても、2回目の治療で解決することが出来るかもしれません。もちろんどんな歯科的、医療的治療も完全を保証することは出来ません。しかし歯科医師は、再治療前よりも成功するチャンスがあるといえるでしょう。
■その治療は、いくらかかりますか?
治療費は、治療がどれだけ複雑かによってかわってきます。その治療は、一回目の治療よりもはるかに複雑なものです。なぜなら、新しい治療のために修復物や、充填物を歯を傷つけずに慎重に取り除かなければならないからです。それに加え、通常の位置にない根管を探すのに、余分な時間を費やすかもしれません。だから最初の治療よりも、もっとお金がかかるかもしれません。
■再治療のために、何が選択されるか?
いくつかの再治療を考える患者さんにとって、外科的歯内療法もひとつの方法です。この外科手術は、根尖付近を切開し根尖をふさぎます。外科的歯内療法は再治療やその他の方法と共にすすめられるかもしれません。歯科医師はあなたにとってどの治療が最適かについて話すでしょう。 他に選択できる方法は、歯を抜く方法のみなのです。抜かれた歯は、インプラントやブリッジや取り外し式の部分入れ歯によって、咀嚼(かむ)機能を回復し、隣の歯の移動による傾斜を防ぎます。隣の健康な歯に対する歯科治療や広範な手術は、それらの再治療や天然歯より、もっとはるかにお金や時間がかかることでしょう。 いかに現代の歯科治療がすばらしくとも、天然歯にまさるものはありません。あなたはすでに歯を救うための投資をしているのです。再治療の費用は、健康や機能的な天然歯のために、長い目で見れば、割に合うことでしょう。
慢性化膿性根尖性歯周炎
慢性化膿性根尖性歯周炎は、根尖病巣を有する歯の神経の壊死した状態で、原因は、虫歯などの細菌性刺激、歯の外傷、歯の切削時(歯を治療するとき)の温熱刺激、レジンプラスティック(歯の詰め物)の化学的刺激、(窩洞)歯の穴の乾燥や脱水、歯への冷温刺激、歯への甘味の刺激、歯への薬剤の刺激などで歯髄炎から感染根管に移行するした急性単純性根尖性歯周炎が放置されたことにより慢性化したもの、あるいは、不完全な根管治療により、慢性化し膿が出る(瘻孔)もので、症状は、自覚症状(自発痛)は少ないが、つかれたり、免疫力が起きると、腫脹や疼痛が起きることがあり、経過や予後は、根管治療による病巣の完治か、抜歯をしなければ、歯と病巣を一緒に摘出しなければならなくなります。
慢性単純性根尖性歯周炎
慢性単純性根尖性歯周炎は、根尖病巣を有する歯の神経の壊死した状態で、原因は、虫歯などの細菌性刺激、歯の外傷、歯の切削時(歯を治療するとき)の温熱刺激、レジンプラスティック(歯の詰め物)の化学的刺激、(窩洞)歯の穴の乾燥や脱水、歯への冷温刺激、歯への甘味の刺激、歯への薬剤の刺激などで歯髄炎から感染根管に移行するした急性単純性根尖性歯周炎が放置されたことにより慢性化したもの、あるいは、不完全な根管治療により、慢性化したもので、症状は、自覚症状(自発痛)は少ないが、つかれたり、免疫力が起きると、腫脹や疼痛が起きることがあり、経過や予後は、根管治療による病巣の完治か、抜歯をしなければ、歯と病巣を一緒に摘出しなければならなくなります。
急性化膿性根尖性歯周炎
急性化膿性根尖性歯周炎は、根尖病巣を有する歯の神経の壊死した状態で、原因は、虫歯などの細菌性刺激、歯の外傷、歯の切削時(歯を治療するとき)の温熱刺激、レジンプラスティック(歯の詰め物)の化学的刺激、(窩洞)歯の穴の乾燥や脱水、歯への冷温刺激、歯への甘味の刺激、歯への薬剤の刺激などで歯髄炎から感染根管に移行することで、症状は、自覚症状(自発痛)は強くが、つかれたり、免疫力が起きると、腫脹や疼痛が起きることがあり、炎症が、歯の周囲の歯根膜、骨内、骨膜下、粘膜下に波及し、経過や予後は、根管治療による病巣の完治か、抜歯をしなければ、歯と病巣を一緒に摘出しなければならなくなります。
急性単純性根尖性歯周炎
急性単純性根尖性歯周炎は、根尖病巣を有する歯の神経の壊死した状態で、原因は、虫歯などの細菌性刺激、歯の外傷、歯の切削時(歯を治療するとき)の温熱刺激、レジンプラスティック(歯の詰め物)の化学的刺激、(窩洞)歯の穴の乾燥や脱水、歯への冷温刺激、歯への甘味の刺激、歯への薬剤の刺激などで歯髄炎から感染根管に移行することで、症状は、自覚症状(自発痛)は少ないが、つかれたり、免疫力が起きると、腫脹や疼痛が起きることがあり、経過や予後は、根管治療による病巣の完治か、抜歯をしなければ、歯と病巣を一緒に摘出しなければならなくなります。