歯を抜きたくない場合の歯列矯正治療

ガタガタした歯が原因で、虫歯や歯槽膿漏(歯周病)が起きた場合、歯を悪くしたり、失ったりする歯は、その部分の複数歯に及ぶことがあり、予防的に、早期に歯並びをそろえたり、原因を引き起こす歯の周囲のを助けるために、原因歯をのみを抜歯し、その周囲の歯を守ることが必要なことが多くあります。

 

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ガタガタした歯が原因で、虫歯や歯槽膿漏(歯周病)が引き起こされる前の状態で、将来的なリスクが予測されます。

 

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歯列から飛び出た歯のみを抜歯しました。(この場合、抜いた歯の穴も、歯の隙間も自然に治癒する場合が多く矯正治療は必要ありません)

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同じような場合で、どうしても歯を抜きたくない場合はこのようjな矯正治療が有効になり、歯を抜かずにすませることができます。

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保定とは

矯正治療(歯列矯正治療)における、保定とは、矯正治療(歯列矯正治療)によって、動かした、歯や顎をその整えた状態で安定させることを示します。

この、保定は、矯正治療(歯列矯正治療)と同様に重要な治療の一つです。

保定の種類
  • 自然的保定
  • 器械的保定

自然的保定とは、かみ合わせ、歯列、筋肉のバランスが取れた位置(ニュートラルゾーン)で安定した状態にすることにより、自然に保定されることです。

器械的保定とは、保定装置を使ったり、歯科治療で固定したりする方法です。

保定装置

可撤式装置(ホレータイプリテーナー、トゥースポジショナー、アクチバトール、チンキャップなど)

固定式装置(ボンデットリンガルリテーナー、バンド、スパー、ブリッジなど)

保定の期間

一般的には、数週間から、1、2年と言われ、おおよそ、歯を動保定の期間かした期間の約、1,5倍から2倍程度と考えられることもあるが、歯科医師の経験と、個々の歯と顎とお口の条件に左右されます。(自然保定が得られる場合は、短くなり、安定しやすい)

保定後(保定装置除去後)の後戻り(再発)の防止方法

矯正治療における、後戻り(再発)とは、矯正治療後に、歯が、元の位置に戻ろうとする動きや、働きがおこる現象のことですが、これを防止する方法として、歯の周りの繊維(歯周靭帯)をメスやレーザーで切開する方法があります。

悪習癖の防止も、後戻り(再発)を防ぐのに大切です。

また矯正治療後も、保定装置をしっかりつけてもらうことが大切ですが、この保定装置をアクティブリテーナーのような形で、微調整(わずかな矯正)が可能なように制作しておく方法もあります。

筋機能訓練により、かみ合わせ、筋肉、歯列のバランスの取れた、自然保定の状態にする。

咬合調整により、かみ合わせ、筋肉、歯列のバランスの取れた、自然保定の状態にする。

保定の期間

保定の期間

一般的には、数週間から、1、2年と言われ、おおよそ、歯を動保定の期間かした期間の約、1,5倍から2倍程度と考えられることもあるが、歯科医師の経験と、個々の歯と顎とお口の条件に左右されます。(自然保定が得られる場合は、短くなり、安定しやすい)

保定の種類

保定の種類
  • 自然的保定
  • 器械的保定

自然的保定とは、かみ合わせ、歯列、筋肉のバランスが取れた位置(ニュートラスゾーン)で安定した状態にすることにより、自然に保定されることです。

器械的保定とは、保定装置を使ったり、歯科治療で固定したりする方法です。

後戻りとは

矯正治療における、後戻り(再発)とは、矯正治療後に、歯が、元の位置に戻ろうとする動きや、働きがおこる現象のことです。

後戻りの防止方法とは

矯正治療における、後戻り(再発)とは、矯正治療後に、歯が、元の位置に戻ろうとする動きや、働きがおこる現象のことですが、これを防止する方法として、歯の周りの繊維(歯周靭帯)をメスやレーザーで切開する方法があります。

悪習癖の防止も、後戻り(再発)を防ぐのに大切です。

また矯正治療後も、保定装置をしっかりつけてもらうことが大切ですが、この保定装置をアクティブリテーナーのような形で、微調整(わずかな矯正)が可能なように制作しておく方法もあります。

筋機能訓練により、かみ合わせ、筋肉、歯列のバランスの取れた、自然保定の状態にする。

咬合調整により、かみ合わせ、筋肉、歯列のバランスの取れた、自然保定の状態にする。

ディスキングとは

ディスキングとは、歯列の乱れている歯をきれいに並べるためのスペースがわずかに必要な場合、歯と歯の間をほんのわずかに磨く程度に削り、そのスペースを利用して歯をきれいに並べることができるようにする処置のこと。

矯正治療の装置(可撤式装置ーアクティブリテーナー)

矯正治療の装置の可撤式装置として、アクティブリテーナーと呼ばれるものがあります。

これは、前歯の少しの後もどりをなおしたり、その後に保定装置として使用されるのに有効な矯正治療装置です。

 

この装置は、装置に組み込まれてワイヤーやワイヤーについているプラスチックの歯型で矯正力の作用を発揮する装置で、治療に要する期間は、約一か月から数か月程度、方法としては、お口の中に装置を入れてもらい、変化をみます。

矯正治療後に使用される方法です。

 

この方法の利点と欠点については

利点

  • 矯正のワイヤーの装置を早めに外して仕上げの微調整を行うことができる。
  • 可撤式(取り外しが可能)なので、矯正治療中の虫歯の心配が少ない

 

など

欠点

  • 患者様の協力が必要
  • 適応が限られている

矯正治療の装置(可撤式装置ー機能的装置 アクチバトール)

矯正治療の装置の可撤式装置として、機能的装置 アクチバトールと呼ばれるものがあります。

これは、乳歯列期や混合歯列期(乳歯と、永久歯の生え変わりや混在している時期)の成長発育期に下顎前突(いわゆる受け口)を治すのに有効な矯正治療装置です。

 

この装置は、間歇的な矯正力の作用を発揮する装置で、治療に要する期間は、約一か月から数か月程度、方法としては、主に夜間に、お口の中に装置を入れてもらい、かみ合わせの変化をみます。

但し、適応年齢は大体、3歳から小学校低学年の年齢で適応される方法です。

 

この方法の利点と欠点については

利点

  • 主に夜間のみの使用で効果を得ることができる
  • 可撤式(取り外しが可能)なので、矯正治療中の虫歯の心配が少ない
  • 歯根吸収などの副作用がない

など

欠点

  • 患者様の協力が必要
  • 適応が限られている