矯正治療の装置(固定式装置ー緩徐拡大装置クワッドへリックス)

矯正治療の装置の固定式装置として、緩徐拡大装置と呼ばれるものがあります。

これは、上顎の大きさが狭かったり、小さい場合に、お口のなかで、広げて大きくする装置です。

拡大方法には、緩やかに行う、緩徐拡大法と、急速に行う、急速拡大法とがあります。

この装置は、そのうちの緩やかに拡大をする装置で、拡大に要する期間は、約一か月から数か月程度、顎を広げる方法としては、上顎の歯列を広げて、顎を広げます。

但し、適応年齢はほぼすべての年齢で適応される方法です。

不正咬合の予防

不正咬合の予防には、様々なものがありますが、乳歯列期から永久歯列期における予防としては、虫歯や、歯の早期喪失による、後続永久歯の萌出スペースの減少や、喪失に対して、萌出スペースの維持、確保、指しゃぶりや、ハンカチかみなどによる歯列不正の発生に対して、それらの習癖を防止する装置や方法の活用、などがあります。

  • 乳歯列期から永久歯列期における予防としては、虫歯や、歯の早期喪失による、後続永久歯の萌出スペースの減少や、喪失に対して(萌出スペースの維持、確保)
  • 指しゃぶりや、ハンカチかみなどによる歯列不正の発生に対して(それらの習癖を防止する装置や方法の活用)

などがあります。

矯正の歯の動き

矯正治療(歯列矯正治療)での歯の動きは、歯を寄せる動き、歯と歯の間をを広げる動き、飛び出た歯をひっこめる動き、引っ込んでいる歯を出す動き、歯を傾ける動きなどです。

  • 歯を寄せる動き
  • 歯と歯の間をを広げる動き
  • 飛び出た歯をひっこめる動き
  • 引っ込んでいる歯を出す動き
  • 歯を傾ける動き

などです。

不正咬合の原因ー口腔周囲の発育時の障害(一般的要因)

不正咬合の原因の一般的要因の一つとして、口腔周囲の発育時の障害が挙げられるが、

  • 弄舌癖
  • 弄舌癖(指しゃぶり)
  • 異常嚥下癖(唾を飲み込むとき、舌(ベロ)をお口の天井に当てずに、前歯に押し当てて飲み込むような動作)
  • ハンカチしゃぶり
  • 口呼吸癖
  • ゴム製乳首しゃぶり
  • 管楽器の演奏時の動作

など