レーザー虫歯検査とは?

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最新の歯科器材の一つで、現在では、虫歯治療に欠くことのできない治療器材にドイツのKavo社(カボと読む)のダイアグノデント(DIAGNOdent)と呼ばれるレーザー虫歯検査機があります。

この器械は、レーザーの光を、虫歯検査をする歯にあて、反射したレーザーの波長が、虫歯にのみ反応する波長を読みとり、虫歯を正確に診断する装置です。

この器械の長所は、ごく小さな初期虫歯を、従来の歯科検診で用いる探針(エキスプローラー)と呼ばれる治療道具で触診してしまうと、再石灰化を阻害したり、虫歯を悪化させてしまうことがあり、それを防ぐことができることと、レントゲンでは発見できないタイプの虫歯を発見できること、歯の溝の部分の虫歯を治療するのに、溝の虫歯の部分だけを治療することができ、歯を削る量を最小限にすることができるといったことが挙げられます。

 

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この資料のような虫歯の正確な発見と、その発見された部分の削られた歯の部分の小ささを診ていただければ、従来の歯の溝を全部削って銀歯を入れる治療とと違い、虫歯になっている歯質だけを削って治療する、歯にも体にも優しい虫歯治療が可能になります。

 

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1本の歯でも虫歯になっている部分だけを削ることで、歯をなるべく削らない歯科治療が可能になる。

黒く見える部分でも、虫歯か虫歯ではないか正確に検査、診断できる。

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虫歯除去前(虫歯を示す数値が最高値)

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虫歯の取り残しがないように完全に治療、ただし、虫歯でない健全な歯のエナメル質や象牙質をなるべく削らずに治療

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虫歯をとった部分に、虫歯の取り残しがないかを確認するためにレーザーを使用(目に見えない初期虫歯を調べる技術を応用して、虫歯の取り残しがないかを確認してから、歯に詰め物をすることで、虫歯の再発を防ぐことができます。)

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赤いリボンを噛んでもらい、詰めた部分が、咬み合わせの邪魔をしていないか確認して、きちんとした虫歯治療を完了

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従来の歯の溝を全部削って詰める治療

 

また、北山吉川歯科クリニックでは、この器械を、虫歯の検査や、虫歯の発見にのみ用いるのではなく、虫歯を取り除いた後、詰め物や被せ物をする前に、虫歯の取り残しがないか、虫歯の治療が完全にできているかチェックしてから、歯型を取ったり、虫歯治療の詰め物の治療をしたりして、応用してより効果的に使用しています。

乳歯の虫歯による不正咬合を予防する方法

乳歯の虫歯による、永久歯の萌出スペースの縮小や、乳歯の虫歯による早期喪失による、永久歯の萌出スペースの縮小を簡単な装置で予防し、正しい歯の生え変わりに導く方法があります。

これは、スペースリテーナーと呼ばれる永久歯の生えてくるスペースを、生えてくるまで開けておく治療法です。

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乳歯の虫歯治療

本当の予防治療は乳歯の時期からの正しいホームドクターによる管理から始まります。
また、良い予防治療とは、フッ素塗布やシーラントによる虫歯予防といったものをさすのではなく、適切な検査診断を含めたものをさすと考えます。

乳歯の歯科疾患の特徴のひとつと対応法を挙げてみます。

乳歯の虫歯は主に、奥歯の歯と歯の間に好発します。しかしながら、これは見ただけでは分からない部分から、進行し、たとえ親御さんが一般的な仕上げ磨きを毎日熱心にしてあげたとしても防いだり見つけたりすることは難しいでしょう。
そこで、専門家による正しい検査と、予防処置が必要になります。


普段、仕上げ磨きを熱心にしてもっらているお子さんの歯がかけたとのことで来院された奥歯です。6歳であることは、一番右の奥歯が通称、6歳臼歯と呼ばれる一番最初にはえる永久歯です。


もう、この段階では、虫歯はかなり進行してしまっており、お子さんでも麻酔をしっかりしてきちんとした治療が必要になっているのです。
そして、もうひとつここで、大切なことがあります。それは、隣の歯も大きく虫歯になっているということです。


実際の虫歯の大きさです。


虫歯をきちんと治療するとともにかみ合わせもきちんとします。


無事治療が完了しました。


乳歯虫歯の典型的な、歯医者の受診の仕方ではないでしょうか?
このような、状態でお子さんを初めて歯科医院を訪れさせることはあまり好ましいことではないのです。


穴の開いた歯だけでなはく隣の歯も虫歯になっています。


乳歯であっても麻酔をして、きちんと治療をおこないます。

このように、正しい予防、正しい検査、正しい治療とは何かを理解したうえで、かかりつけの歯科医とお子さんとご家族の信頼関係を築いていくことが
子供さんのお口の健康をきちんと管理できる良い方法だと考えます。